福島市議会 2020-12-11
令和2年12月11日建設水道常任委員会−12月11日-01号
環境課長兼
放射線モニタリングセンター所長 高橋 滋
環境課課長補佐兼
環境衛生係長 市川広範
ごみ減量推進課長 高田豊一
ごみ減量推進課ごみ減量推進係長 菊田いづみ
廃棄物対策課長 加藤享司
廃棄物対策課課長補佐兼管理係長 高橋孝之
廃棄物対策課主任主査 半沢 健
廃棄物対策課指導係長 細野政之
あぶくまクリーンセンター所長 鈴木茂雄
あらかわ
クリーンセンター所長 渡辺浩幸
環境施設整備室長 高橋義彦
環境再生推進室長 土田 孝
環境再生推進室総務管理課長 紺野 徹
環境再生推進室総務管理課除染総務係長 山浦貴之
環境再生推進室仮
置場管理係長 末永 修
環境再生推進室輸送対策課長 佐々木賢一
環境再生推進室輸送対策課課長補佐兼輸送対策第一係長 吉田広明
環境再生推進室輸送対策課輸送対策第二係長 遠藤圭一
建設部長 林 和良
建設部次長 車田和昭
路政課長 須田正幸
路政課課長補佐兼
建設総務係長 梅津 司
路政課建設総務係主査 吉田 健
河川課長
佐久間智明
河川課課長補佐兼
河川企画係長 甚野一彦
河川課改良係長 石井 眞
河川課管理係長 安斎 剛
〇案件
1 議案審査(環境部)
議案第135号 令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分
議案第159号 令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分
2 議案審査(建設部)
議案第135号 令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
建設部所管分
議案第159号 令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
建設部所管分
─────────────────────────────────────────────
午前10時00分 開 議
○
梅津一匡 委員長 ただいまから
建設水道常任委員会を開会いたします。
これより環境部の審査を行います。
初めに、議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
環境部長 おはようございます。議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分についてご説明を申し上げます。
説明に先立ちまして資料を配付させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。
○
梅津一匡 委員長 お願いいたします。
【資料配付】
◎
環境部長 では、詳細につきましては次長より説明をいたしますので、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げます。
◎
環境部次長 議案第135号福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分について、
歳入歳出予算からご説明いたします。
補正予算説明書の16ページ、17ページをお開き願います。16ページ、17ページでございますが、一番上になります。4款衛生費、2項清掃費、2目
じんかい処理費、右のページに移りまして、説明欄中、
廃棄物対策費追加217万4,000円でございます。
あわせまして、
委員会資料の2ページをお開き願います。今回の補正予算は、来年4月より本市で収集する資源物のうち、その他の
紙製容器包装の収集対象を拡大した雑紙の分別収集を開始するための周知、広報に係るチラシ、看板等の作成経費であります。雑紙の分別収集を始めるにあたりましては、市民の皆様に混乱を招かないよう、各地区の町内会、
衛生団体等へ通知するとともに、
ごみ集積所等へ広報看板を設置いたします。また、索引をつけるなど、より分かりやすいチラシ、パンフレットを作成し、全世帯に配布するほか、市のホームページやSNS、さらに
各種メディアを通じてお知らせを行ってまいります。
資料2ページの中ほど以降に
雑紙分別収集について記載しております。ご説明いたします。1、概要でございますが、
生活系可燃ごみの約20%を占める紙類の削減のため実施するものであります。また、ごみの減量化、資源化を促進するためのものでございます。
2の
収集方法等につきましては、現行の資源物のうち、その他の
紙製容器包装の収集対象を拡大し、雑紙に変更するものです。収集日、収集方法には変更ございません。
3、雑紙として収集するものにつきましては、紙マークのありなしや紙の大きさにかかわらず、禁忌品と言われるものを除く全ての紙であり、例として
トイレットペーパーの芯、カレンダー、
プリント等、記載している内容でございます。禁忌品とは、製紙工場、紙を作る工場でございますが、段ボールや
トイレットペーパーなどの原料に
リサイクルできない紙となります汚れや臭いがついた紙、さらには写真などでございます。
4、収集開始時期につきましては令和3年4月1日よりとしております。
続きまして、
債務負担行為についてご説明いたします。議案書の6ページをお開き願います。議案書6ページは、第3表、
債務負担行為補正、追加でございますが、この表の一番上になります。事項は斎場炉前
業務委託費、期間は令和2年度から令和5年度まで、限度額は福島市斎場炉前
業務委託仕様書に基づき算出した額でございます。これは、斎場において主に利用者と接するご遺族の案内、誘導、
ひつぎ運搬車の搬送、告別進行や
収骨作業等に関する業務を委託するものでございます。熟練されたノウハウの下で継続的に安定した業務体制が必要となることから、今年度中に契約を行い、令和3年4月から令和6年3月までの3か年契約を予定しているため、
債務負担行為を設定するものでございます。
説明は以上です。
○
梅津一匡 委員長 これより質疑を行います。ご質疑のある方はお述べください。
◆渡辺敏彦 委員 この雑紙の分別収集の概要の中で、約20%を占める紙類というのは、雑紙のことなのか、紙類全体のことなのですか。
◎
ごみ減量推進課ごみ減量推進係長 この20%については紙類全てのこととなっております。
◆渡辺敏彦 委員 そうすると、多分既に出しているのだろうけれども、雑紙というのはどのぐらいの頻度というか、多分この紙類の中、20%には雑紙というのは入っているのかい。どういうことになっているのかな。
◎
ごみ減量推進課ごみ減量推進係長 紙類の中には現在新聞紙とか段ボールとか、既に
リサイクルできるものとして収集しているものが約4割含まれております。そのほかに紙くずであるとか、
リサイクルできないものについても半分ぐらいございます。ただ、今まで、要は
紙製容器包装の中で、小さいからといって集めていなかったものなど、
リサイクルできるものについても紙類の20%の中の一、二割ございますので、そういったものが雑紙として収集できるようになります。
◆渡辺敏彦 委員 そうすると、ごみ全体の中から言わせると、この雑紙のいわゆる
リサイクルとかというのは効果的には2%から4%ぐらいの効果があるものというふうに理解すればいいのかな。燃やすことないということは。そういうことなのかい。
◎
ごみ減量推進課ごみ減量推進係長 予測にはなってしまいますが、今重量換算で1人1日当たりの効果として、雑紙として17グラム程度、完璧に集めればなのですが、効果があるものと見込んでおります。
◆渡辺敏彦 委員 今回の予算は周知、広報に関するものなのだけれども、今分別して、いろいろ作業をやっている人らいるでしょう。これをやることによって、先の話で、これから3月で予算取るのだか何だか知らないけれども、これをやることによって人を増やしたりするということになるでしょう。費用対効果というと、二酸化炭素どうのこうのという理屈で見ると非常に容易でなくなるのかなという思いはあるのだけれども、その辺の体制の変化というのは、4月以降はあるような考え方でいいのかな。言っていること分かったでしょう。
◎
環境部長 この雑紙は、市が分別しないで、その
まんま紙問屋さんに持っていきますので、分別の体制の変更はございません。
◆真田広志 委員 関連して、先ほど全て雑紙を分類して収集できると1人当たり17グラムということなのでしょうけれども、この分別収集をすることによって年間でどのぐらいのごみの減量化並びに資源化を見込んでいるのでしょうか。それから、もし全て集められたとして17グラムということなのだろうけれども、他市の事例なんかも含めて、どのぐらいの回収を見込んでいるのかも含めてなのですけれども、ある程度試算なんかもしながら今回この施策を打ち出しているのでしょうから、その辺の見込みを伺いたいなと。
◎
ごみ減量推進課長 この雑紙の回収にあたって、先ほど全て分別することで17グラムぐらいということでご説明差し上げたのですけれども、それを全て年間でどれぐらいというと、ちょっとそこまでの数字まではつかんではおりませんが、この雑紙の分別で
可燃ごみからそれらが分別されることで
可燃ごみの量が減って、またあとこれまで分別5品目、新聞、チラシ、雑誌等、紙パック等やっておりましたが、そういったさらに分別の徹底を促すことで、ごみの減量に、また資源化につなげてまいりたいと思っております。
◆真田広志 委員 おっしゃることは分かるのだけれども、例えばこれから1人当たり890グラムを目指していくのだと。その中の一環としてこういった取組をやっていくのだということなのだと思うのです。雑紙の単独回収やっている自治体ってそれほど多くないけれども、実績としてあるわけですよね。そういったところで数値化しているはずであって、だからこそ、多少市民にはご負担はかけるのだけれども、そういったことをやっていきましょうと、これをやることによって例えばこのぐらいの効果が見込めるのですよ、だからみんなで頑張っていきましょうということを示さずに、市民に負担だけかけていくというのはいかがなものかなと思うのです。だから、そういった意味で、そういったデータなんかも含めて市民に提示していく必要性ってあるのだろうなと思っての話なのです。だから、ある程度こういった市民に負担をかける以上は、そういったものをしっかり示すべきだなということで、どこまでつかんでいらっしゃるのか、またどういった目標を持っていらっしゃるのかなということなので。
◎
環境部長 今の委員さんからのご指摘は、まさしくそのとおりだと思います。今ちょっと試算をさせますので、数字については後ほどご説明いたします。その上で、今回の予算の要求の趣旨としては、混乱を招かないということもありますが、今おっしゃっていただいた、これくらいのやっぱりご負担をかけるので、これをやることによってこのぐらいの量が
可燃ごみから減りますよ、資源物の率も増えますよということをしっかり広報の中にも盛り込んで、取り組んでいきたいと思います。
◆
石原洋三郎 委員
生活系可燃ごみの中で大体紙類が約20%を占めているということなのですけれども、福島の特徴的に、例えば福島と同じぐらいの人口規模の都市とかだと、
可燃ごみに占める紙の割合と比較したときに、福島というのは多いのでしょうか、少ないのでしょうか。その比較というのはどうなのでしょうか。
◎
環境部長 この組成分析というやり方なのですが、これ全国一律のやり方がありませんで、自治体によってまちまちなのです。任意の調査なものですから、何をもって紙類とするのかということもありまして、単純に比較することはちょっと難しいということがあります。ただ、福島市の場合、組成分析をしてみると、生ごみと紙類と草枝類というものでほぼ75%、8割近く占めているということが一つの大きな特徴。さらに言いますと、その半分ぐらい、40%強が生ごみということになりまして、この辺は単純に、調査の基準が違うので、比較できませんが、一つの福島市の特徴ではあるというふうに捉えています。
◆
石原洋三郎 委員 ちょっと要望にもなるのですが、紙類は紙類でもちろん削減していかなくてはいけないのですけれども、生ごみも生ごみで、福島の場合だとやっぱり緑が多いということもありますし、庭のところに野菜作っている人もいれば、木を植えていて、枝の剪定とかすれば、当然それが生ごみといいますか、出てきますし、果物とかを食べれば、それも生ごみでしょうから、もちろん雑紙は雑紙でやっていただきたいのですけれども、生ごみのほうも減量化に向けてというのを要望しておきたいと思います。
◆小熊省三 委員 要望ということになるのか、それとまず初めに、要望の前に、この禁忌品の中のところ、
シュレッダー処理したものが禁忌ということになっていますが、これ
リサイクル紙を作るときには
シュレッダーをかけて水、工程詳しく分からないですけれども、おそらくですけれども、
シュレッダーかけて細かくして、水に溶かしてまた再生するという形を取っていると思うのですけれども、その辺で
シュレッダーかけたものが禁忌になっているというところの、業者のほうでなかなか引き取らないという状況もあるのかもしれないですけれども、本来ならばそこら辺は一手間省いているので、その辺はどうなのかなというところが、それが思ったことの1つです、率直な思いとして。ただ、
シュレッダーしたものの中で、先ほども言ったけれども、ここには書いていないかもしれないけれども、写真だとか、もしかすると入っていたりする可能性もあるというところもあるのかもしれないのですけれども、その辺について、あえて
シュレッダーを禁忌としたところについてお伺いしたいと思いました。
◎
ごみ減量推進課ごみ減量推進係長 シュレッダーした紙の取扱いにつきましては、市内の古紙問屋と協議をさせていただきまして、一般家庭からのものですとダイレクトメールなどの
圧着はがきや宅急便の
裏カーボン用紙など、住所などが記載されているものを
シュレッダーする傾向が非常に高いので、
シュレッダー処理されたものの中に禁忌品が含まれる割合が高くなってしまうという問題がございまして、一度
シュレッダー処理してしまいますと、その中で禁忌品を取り除くことというのが非常に困難なので、今回対象外とさせていただいております。
◎
ごみ減量推進課長 すみません。先ほど真田委員さんのほうから年間の削減量ということなのですけれども、1人1日当たり17グラム減った換算でいきますと、年間で1,726トン、人口と、あと365日掛けますと、単純に1,726トンの減量の効果が見込めます。令和元年度の総排出量が11万9,000トンほどでしたので、約1.4%の減量の効果が見込めると試算しております。
◆真田広志 委員 あくまで全て回収できたらですけれども、できるだけそれに近づけるよう頑張っていきましょうということですね。ありがとうございます。
○
梅津一匡 委員長 ほかございますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 それでは、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 ご異議ございませんので、議案第135号中、
環境部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
環境部長 議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分についてご説明を申し上げます。
詳細につきましては、次長より説明いたしますので、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げます。
◎
環境部次長 議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算(第9号)中、環境部が所管する人件費についてご説明申し上げます。
補正予算説明書の追加の
補正予算説明書を18ページ、19ページをお開き願います。18ページ、19ページでございますが、下の箱になります。4款衛生費、1項
保健衛生費、1目
保健衛生総務費で93万8,000円の増ですが、これは一般職員31名分の整理分と改定分の合計額です。内訳は、19ページ右側にございますが、給料19万5,000円の増、
職員手当等67万4,000円の増、共済費6万9,000円の増です。
給料19万5,000円の増は、当初予算の職員数30名に対し、実職員数が31名と1名増となったためによる予算の整理に係る増です。
職員手当等67万4,000円の増は、改定分として福島県
人事委員会勧告に準拠した期末手当の引下げによる54万3,000円の減及び予算の整理に係る増です。
共済費6万9,000円の増は、ただいま申し上げました予算の整理及び改定に係る
市町村職員共済組合負担金の増です。
続きまして、次のページ、20ページ、21ページをお開き願います。同じく4款衛生費、1項
保健衛生費、こちらも一番下になりますが、7目
環境衛生費44万1,000円の増ですが、一般職員2名分の整理分と改定分及び
パートタイム会計年度任用職員1名分の整理分の合計額です。内訳は、報酬12万3,000円の増、22ページ、23ページに記載されておりますが、
職員手当等30万3,000円の増、共済費1万5,000円の増です。
報酬12万3,000円の増は、
パートタイム会計年度任用職員の
執行見込みに係る整理分です。
職員手当等30万3,000円の増は、改定分として期末手当4万4,000円の減及び予算の整理に係る増です。
共済費1万5,000円の増は、予算の整理及び改定による
市町村職員共済組合負担金及び
社会保険料の増です。
次に、同じページ中ほどになります。4款衛生費、2項清掃費、1目
清掃総務費4,431万2,000円の減ですが、一般職員82名分の整理分と改定分の合計額です。内訳は、給料2,191万4,000円の減、
職員手当等1,503万4,000円の減、共済費678万9,000円の減、
負担金補助及び交付金57万5,000円の減でございます。
給料2,191万4,000円の減は、当初予算の職員数85名に対し、実職員数が82名と3名減となったための整理分です。
職員手当等1,503万4,000円の減は、改定分として期末手当164万1,000円の減及び予算の整理に係る増分です。
共済費678万9,000円の減は、予算の整理及び改定に係る
市町村職員共済組合負担金の減です。
負担金補助及び交付金57万5,000円の減は、中核市派遣職員に係る負担金の減です。
説明は以上です。
○
梅津一匡 委員長 これより質疑を行います。ご質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 それでは、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
◆小熊省三 委員
共産党市議団としては、職員に対する給与の一時金の減額については反対という立場なので、反対いたします。
○
梅津一匡 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は挙手採決といたします。
なお、挙手をされない方は否とみなします。
お諮りいたします。議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
環境部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
【
賛成者挙手】
○
梅津一匡 委員長 賛成多数。
よって、議案第159号中、
環境部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで、委員会を暫時休憩いたします。
午前10時25分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時01分 再 開
○
梅津一匡 委員長 委員会を再開いたします。
環境部の審査は以上で終了いたしました。
当局退席のため、暫時休憩します。
午前11時02分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時11分 再 開
○
梅津一匡 委員長 委員会を再開いたします。
これより建設部の審査を行います。
初めに、議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
建設部所管分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎建設部長 タブレットはございますけれども、まず
委員会資料を配付させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
梅津一匡 委員長 お願いいたします。
【資料配付】
◎建設部長
建設水道常任委員会におきましてご審議いただきます議案のうち、
建設部所管分につきましては
一般会計補正予算2件でございます。
初めに、議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算(第8号)のうち、
建設部所管分につきましてご説明いたします。
歳入歳出予算の補正で、
歳入歳出ともに1億500万円を追加するものでございます。内容といたしましては、
河川土砂浚渫事業費及び
河川災害防止緊急対策事業費を追加するものでございます。
詳細につきましては、次長より説明しますので、よろしくお願いいたします。
◎
建設部次長 議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算(第8号)のうち、
建設部所管分について、議案書及び
委員会資料によりご説明申し上げます。
今ほど配付いたしました
委員会資料の2ページを御覧いただきたいと思います。
河川課所管、8款土木費、3項河川費、2目
河川維持費、細目、
河川災害緊急対策事業費でございますが、市が管理いたします準用河川、普通河川につきまして、
土砂しゅんせつ、伐木等を計画的に実施することにより、河川等の適切な維持管理を図り、浸水対策及び環境保全に取り組むため、
土砂しゅんせつ、伐木等に要する経費といたしまして5,500万円を追加するものでございます。これは、来年の出水期前に事業を完了させまして、その効果を最大限に発揮させるため、前倒しを実施するものでございます。事業費及び財源の内訳は記載のとおりでございまして、事業実施箇所は11か所で、河川名と事業費は中ほどの表に記載してございます。
また、
委員会資料の3ページが事業箇所の位置図となっておりますので、ご参照いただきたいと思います。
続きまして、下の段で3項河川費、3目河川改良費、細目、緊急自然災害防止対策事業費でございますが、内水排除の際に迅速かつ確実な設置作業が可能となります人力で設営ができる機動性の高い軽量ポンプを導入いたしまして、浸水被害のさらなる軽減を図るため、軽量緊急排水ポンプユニット10台の導入費用といたしまして5,000万円を追加するものでございます。これは、内水排除のため配備する水中ポンプ38台のうち、現在リースしております10台を新規購入いたしまして、市所有とすることにより、即時に確実な対応ができるようにするものでございます。
委員会資料の4ページを御覧ください。運用イメージなどの概要について掲載をしてございます。従来のポンプと比較いたしまして軽量であるため、運搬、設置が容易となり、運転開始までの準備時間が短縮できることに加えまして、排水能力のほうも向上するなどのメリットがございます。
なお、従来ポンプと軽量ポンプの仕様につきましては下段の表に記載してございますので、ご参照いただきたいと思います。
次に、議案書の5ページをお開き願います。繰越明許費補正について、ただいまご説明いたしました河川土砂浚渫事業及び集中豪雨等緊急対策事業につきましては、年度内の完了が困難であるため、繰越しを行うものでございます。
次に、議案書の7ページをお開き願います。第4表の地方債補正でございますが、河川整備費につきまして、市債の限度額を記載のとおり変更するものでございます。
説明については以上でございます。
○
梅津一匡 委員長 これより質疑を行います。ご質疑のある方はお述べください。
◆小熊省三 委員 配付いただいた資料の4ページのところでございます。性能のところで軽量のものでも1分間に5立方メートルということですが、そういう意味では扱いやすくて排水量も増えているのかなと思いながら、前との関係の中で軽量になって効率的だというふうに思うのですけれども、この重量が32キログラムということで、例えば水を流したりするときに、あまり軽くて動いたりはしないのかという、本当に質問らしい質問ではなくて申し訳ないのだけれども、初めは重さがあって割としっかり動いたりしないのかななんて勝手に思ったのですけれども、そういう意味で軽量になって便利になっているけれども、そういうところの中での安全というか、それの問題ではどうなのかなと。(
河川課改良係長 軽量ポンプにつきましては、訓練等で実際見学させていただいておりますが、安定した排水を行っております。ポンプが動くことによって不安定になるとか、そういう事態は見られませんでした。
◆
石原洋三郎 委員 ポンプなのですけれども、10台購入されて、ほかにも今まで持っているポンプとかあるかと思うのですけれども、例えば台風19号みたいなまた台風が来ると分かったときに、市内各地から、ここにポンプ設置してくれとかっていろいろ町会からも要望が出てくるのかななんて思うのですけれども、そうすると10台とか20台とかあったときに、一つ一つの現場でどういう体制を想定されているのか。責任者が例えばそこにいるのかとか、町会長さんがその場に来るのかとか、作業員のこともなのですけれども、その辺りはどのような組織体制を考えていらっしゃるのか、教えていただければと思ったのですが。
◎
河川課改良係長 排水ポンプの設置箇所につきましては、福島市内で24か所ほど設置箇所を決めさせていただいておりまして、そこにつきましては過去に浸水被害の常襲地区である場所から選定させていただいております。その24か所については、委託業者さんが決まっておりまして、作業のほうをお願いしております。
◆
石原洋三郎 委員 そうすると、その場には基本的には市の関係者の方とか、あるいは地域の町会長さんとかは基本的にはいなくてもできる、いてもできるという形なのでしょうか。
◎
河川課課長補佐 基本的には災害が発生している現場になりますので、業者、ポンプを運転する業者のみで、こちらのほうとしては地区の方、町会の方については近寄らないというような指示をお願いしているところでございます。
◆渡辺敏彦 委員 河川災害緊急対策事業なのですが、市で管理する準用河川、普通河川とあるけれども、これ東部の胡桃川から吾妻の大堀川まで書かれているけれども、これが市で管理する準用河川、普通河川全てなのかい。例えば台風19号なんかで被害があったところ、特にひどかったところをここに上げているという理解でいいのかな。
◎
河川課管理係長 市で管理します河川につきましては、準用河川は6河川、普通河川は104河川あります。それで、今回この11か所、計上した箇所につきましては、今年度から実施して継続する箇所、全て終わり切れなかった箇所につきまして上げているものと、あと自治振からの要望とか、あと河川パトロール等で土砂の堆積等が見られている箇所について今回11か所上げております。
◆渡辺敏彦 委員 要望があったとか何かというのはあるのだろうけれども、例えば市のほうで巡回した中で、ここのところひどいよとかってあると思うのだ、あちこち場所によって。ずっと1キロも2キロもではなくて。そういった中で台風19号の被害の大きさとか何かで決めたわけではないということね。順序に従ってやるということは、6河川と104河川、それを今年から始まって、全部、全部って全面的にではないだろうから、一部部分もあるのだろうけれども、全部計画的にやっていくという理解でいいのかい。市で管理している河川、例えばしゅんせつとか何かというのはあれだけれども、木とか何か生えているところなんていっぱいあると思うのです。それは、災害に関係なく、百何河川の中にもあると思うのね、普通河川の中にも。それも計画的にやっていくというような理解でいいのかい。5年間か10年間か分からないけれども。
◎
河川課管理係長 今回実施しますしゅんせつにつきましては、まず浸水被害の発生した河川、あと住宅地を流れている河川、あとパトロール等で樹木などが、委員さんおっしゃるとおり、河川の断面を阻害している河川を優先的にやる形になります。ですので、トータル110河川は実施せずに、今のところ40河川実施する予定になっております。
◆渡辺敏彦 委員 そうすると、これは今年から始まって、いつ頃まで、最終は。
◎
河川課管理係長 一応令和6年度まで予定しております。
◆渡辺敏彦 委員 出水期前までというのだけれども、3月いっぱいぐらいの理屈でいいのかい。事業年度内というか。4月いっぱいなのかな。いつまでなのだい、出水期って。
◎
河川課管理係長 一応出水期、漠然としてなのですけれども、台風が来る前ですので、台風が来る時期前までに完成させたいと思っております。
◆渡辺敏彦 委員 そうなってくると、水田の用水とか何かの絡みとか出てくるでしょう、多分。工事やって田んぼの水引けなくなったなんていうとうまくないから、3月という話なのだけれども、台風というと、ずっと遅くに来るでしょう。だから、さっきあったように、例えば浸水被害があって、住宅の中で、その下に田畑がなければ問題ないと思うのだけれども、その辺はその状況によって、田んぼに水引かなければならないところを早くやるとか、そういうような計画というのはきちっとできているのだ、それなら。そういうのはないのかい。
◎
河川課管理係長 その辺につきましては、地元の皆様とちょっと調整させていただきながら実施したいと思っています。
◆真田広志 委員 今回軽量ポンプを導入したわけですけれども、従来のポンプ、今現在何台所有しているのですか。
◎
河川課改良係長 市の所有のポンプは、現在28台所有しております。
◆真田広志 委員 今回10台、新型というか、軽量ポンプを導入するわけですけれども、これ今後、順次買換えを行っていくというような形なのでしょうか。今後の計画について。
◎河川課長 当面、今までリースだった分の10台を市所有にしまして、38台全てを市所有にいたしましたので、今後その軽量化について様子を見ながら検討というようなことになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
梅津一匡 委員長 ほかございますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 なければ質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
建設部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 ご異議ございませんので、議案第135号中、
建設部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
建設部所管分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎建設部長 議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算(第9号)のうち、
建設部所管分につきましてご説明いたします。
こちらは、人件費に係る給料、職員手当、共済費などの補正でございます。職員数の増減や人事異動による職員構成の変化などに伴う整理分と職員の期末手当の引下げに伴う改定分の補正で、建設部全体で923万6,000円を追加するものでございます。
詳細につきましては、次長より説明しますので、よろしくお願いいたします。
◎
建設部次長 議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算(第9号)のうち、
建設部所管分について、追加分の
補正予算説明書によりご説明申し上げます。
今回の人件費の補正は、当初予算で見込んでおりました職員数の増減や職員構成の変化などに伴う整理分と職員の期末手当の引下げに伴う改定分でございます。
なお、時間外勤務手当につきましては、当初予算では管理職以外の職員の給料の6%の額を計上しておりますが、上半期の実績と下半期の見込みにより補正するものでございます。
追加分の
補正予算説明書の26ページ、27ページをお開きいただきたいと思います。一番下の表になりますが、8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございますが、右側にありますページの説明欄で給与、職員給与費4,950万9,000円を減額するものでございます。当初予算で見込んでおりました職員数25名が18名に減となったことによるものでございます。
次に、28ページ、29ページをお開き願います。中段の表で同款2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費でございますが、職員給与費及び会計年度任用職員費について6,346万円を追加するものであり、その内訳はページ右側の説明欄で職員給与費を6,411万8,000円追加し、会計年度任用職員費を65万8,000円減額するものでございます。職員給与費は、当初予算で見込んでおりました職員数66名が72名に増となったことによるものでございます。また、会計年度任用職員費は整理分による減額でございます。
次に、同款3項河川費、1目河川総務費でございますが、職員給与費271万3,000円を減額するものでございます。当初予算で見込んでおりました職員数10名については変わりありませんが、職員構成の変化などにより減額となっております。
続きまして、30ページから31ページをお開き願います。同款同項4目水資源対策費でございますが、職員給与費200万2,000円を減額するものでございます。当初予算で見込んでおりました職員数3名につきましては変わりませんが、職員構成の変化などにより減額となってございます。
説明については以上でございます。
○
梅津一匡 委員長 これより質疑を行います。ご質疑のある方はお述べください。
◆小熊省三 委員 27ページのところの人数が職員構成で25名から7名減で18名ということになりました。それで、次のページの29ページのところでは66名が72名で6名増えているということなのですが、結局その1名、差額分という、1人の欠員分というのがどこかで出ているということなのですか。それはやりくりの問題なのでしょうけれども。
◎
路政課課長補佐 まず、27ページに出ております土木総務費でございますけれども、こちらについては建設部の部次長と昨年度建築住宅課としてございました職員の給与費出てございます。これが機構改正によって公共建築課に異動になっておりますので、それに伴って人数が減っているということがございます。
それから、28ページについては、こちらは道路建設課と、それから道路保全課、路政課の職員ですけれども、あとは各支所、4大支所と言われる松川、飯坂、吾妻、信夫の経済建設係の職員の給与費も出てございます。職員の中には実は再任用の職員の給与も含まれておりましたが、再任用の人数も、再任用職員の給与については総務課持ちで支払っている現状がございます。実態といたしましては再任用の人数が増えた分というのと、あとは道路建設課と道路保全課について人数が、道路保全課が1名、道路建設課が2名増えているというようなことで、人員の内容の入れ替わりがあって、このような現実の配置になってございます。
○
梅津一匡 委員長 ほかございませんか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 なければ質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
◆小熊省三 委員
共産党市議団としては、今回の一時金の減額については、市民の経済波及効果からいえば影響が大だと思うので、減額することに対しては反対でございます。したがって、この議案第159号に対しても反対ということになります。
○
梅津一匡 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は挙手採決といたします。
なお、挙手をされない方は否とみなします。
お諮りいたします。議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、
建設部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
【
賛成者挙手】
○
梅津一匡 委員長 賛成多数。
よって、議案第159号中、
建設部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
建設部の審査は以上で終了いたしました。
当局退席のため、暫時休憩いたします。
午前11時38分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時40分 再 開
○
梅津一匡 委員長 委員会を再開いたします。
審査のまとめを行います。
これまでの常任委員会審査を通して、委員長報告に要望事項として取り上げる事項がありましたらお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 では、委員長報告案調製のため、暫時休憩いたします。
午前11時41分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時42分 再 開
○
梅津一匡 委員長 それでは、委員会を再開します。
書記に委員長報告案を配付させます。
【資料配付】
○
梅津一匡 委員長 それでは、委員長報告案を朗読いたします。
令和2年12月市議会定例会議建設水道常任委員長報告案。
去る9日の本会議におきまして当
建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきまして、ご報告申し上げます。
当委員会は、10日、11日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
議案第159号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、当委員会所管分、議案第160号令和2年度福島市水道事業会計補正予算、議案第161号令和2年度福島市下水道事業会計補正予算、以上につきましては、いずれも賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第135号令和2年度福島市
一般会計補正予算中、当委員会所管分、議案第136号令和2年度福島市水道事業会計補正予算、議案第137号令和2年度福島市下水道事業会計補正予算、議案第150号訴えの提起の件、議案第151号民事
調停申立ての件、議案第152号損害賠償の額の決定並びに和解の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
お諮りいたします。ただいまの委員長報告案のとおりでよろしいでしょうか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
梅津一匡 委員長 では、そのように報告します。
以上で委員会に付託された議案等の審査は全て終了いたしました。
以上で
建設水道常任委員会を閉会いたします。
午前11時43分 散 会
建設水道常任委員長 梅 津 一 匡...